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日本生協連地域福祉研究会「姫路医療生協」視察報告
~垣間見えた姫路医療生協発展の理由~

日本生協連(東京都渋谷区)の地域福祉研究会(座長:高田公喜生協ひろしま常勤理事)は、2010年1月22日、姫路医療生協(兵庫県姫路市)を視察しました。この研究会は今まで、福井県民生協、みやぎ生協、コープこうべなどの福祉事業の視察を行ってきました。今回の研究会の目的は、「姫路医療の事業戦略の聞き取りと事業所の見学」を通じて、同生協の「組合員の要求から出発した介護事業展開とは?」「切れ目のない医療・福祉要求にどうこたえているか?」「協同組合らしさを活かした職員育成と組合員のかかわりとは何か?」を探ることです。地域福祉研究会から加瀬裕子早大教授、日本生協連からの山際淳福祉事業推進部部長と尾崎靖宏担当、藤谷恵三医療部会事務局長、河村昌明担当が参加し、姫路医療生協から荻野俊夫理事長、古角千鶴副理事長、福居良介副理事長、黒岩勝博専務理事、河本利文常務理事、高尾肇常任理事に対応いただきました。


視察の様子(姫路医療生協組合員サービス部会議室)

<「姫路医療生協」視察の概要>

◇日時 2010年1月22日12時30分~17時30分
◇場所 姫路医療生協本部・組合員サービス部会議室
◇内容 (要旨)
  1. 「医療生協の福祉事業と全国連合会」 藤谷恵三医療部会事務局長
  2. 「姫路医療生協の紹介と姫路医療生協の事業戦略」 荻野俊夫理事長
    姫路医療の介護事業が発展してきた理由について、(1)本気で介護事業にとりくんできたこと(医療生協は、医療の片手間、地域購買生協は購買の片手間でやっているのではないかとの指摘)、(2)行政との連携を重視し、市内のシェアを獲得していること(ケアプランで10%前後、小規模多機能は3割近く)、(3)組合員の力を活かしていること。との説明でした。
  3. 事業所見学:3か所
    複合施設を地域に集中して展開するに当っては、地域のニーズを把握し、地域の訪問活動を展開し利用者を確保しており、介護事業で確実に剰余を生み出す経営を行っているということがよくわかりました。
    福祉介護センターつどい(デイサービス、ショートステイ)
    小規模多機能ホーム ふるさと
    福祉介護センター ひがし(ヘルパーステーション、訪問看護センターなど)

<参考資料>
姫路医療生協の概要、経営状況など
 2009年12月現在

創立 1974年
組合員数 20,659人
出資金 3億4,542万円
年間事業高 25億4,100万円(2008年度)
職員数 531人 正職員141人パート390人(うちヘルパー134人)
支部数・班数 31支部・284班
事業利用委員会  6事業利用委員会
事業所 医療(3事業所)―病院(56床・内科一般)1、医科診療所1、歯科診療所1
介護事業所(24事業所)―居宅介護支援事業所5、地域包括支援センター1、訪問看護ステーション4、ヘルパーステーション5、訪問入浴1、福祉用具レンタル1、デイケア1、デイサービス3、ショートステイ1、小規模多機能施設2

姫路医療生協の理念
“人と人とのささえあいで すこやかに生きる”

姫路医療生協の事業経営戦略
在宅医療と介護事業(訪問・通所系)で特化し、利用者を中心とした介護と医療の連携で安心・安全のサービスを提供する。

<問い合わせ先>
日本生協連医療部会(担当:河村) 電話:03-4334-1580
日本生協連福祉事業推進部(担当:尾崎) 電話:03-5778-8107

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