トピックス

日本生協連医療部会「ハイチ大地震被災緊急支援・募金活動」-第3報
~特活・世界の医療団から現地レポート「切断手術400件」など~

1月12日に発生したハイチ大地震の犠牲者は15万人を超え、国内避難民も12万人を超えました。(ハイチ政府1月25日発表)現地での被害はまだまだ拡大しています。

日本生協連医療部会(本部:渋谷区千駄ヶ谷、高橋泰行運営委員長)と各地の医療生協は引き続き「ハイチ大地震被災緊急支援・募金活動」に取り組んでいます。

このほど、特活「世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド)」の現地への派遣医師から以下のニュースが届きましたので紹介します。

日本生協連医療部会のよびかけはこちら-第1報
国連が「1月15日ハイチ地震被害救済緊急アピール」-第2報

●特定非営利活動法人 世界の医療団(メドゥサン・デュ・モンド)からのニュース

1月27日 地震被災者の仮設キャンプ、死体や屍が転がっています

病院での活動と平行して、我々の医療チームは大多数のポルト・プランスの市民が避難する被災者用キャンプにて活動を行っています。生存者たちは市街地の主要道路に沿って設置された250箇所の仮設キャンプに身を寄せています。

(世界の医療団とは15年に渡ってタイアップをしてきた)ハイチの団体URAMELと協力し、我が医療チームは2カ所の医療施設、そして特にChamp de Mars地区における避難民キャンプで、移動診療所を再開することにより、一日140名もの患者の診察が実現し、看護師による看護、そして必要に応じて、総合病院への搬送なども行われています。

この医療チームの一人はこう言います。「悲惨な状況です。ほとんどの地区が全壊し、まだ除去作業が終了していません。至る所に死体や屍が転がっています。ある避難民キャンプは残骸の中に設置されています。

1月20日 医学的優先順位を守る...

中央病院で医療支援活動を行う我々MDMチームのメンバーは、手術の連続、それも殆どが切断手術の連続で一息する間もありません。(中略)「死体は遺体置き場から撤去されましたが、病院前の粗末なシェルターで治療を待っている間にも命を絶ってしまう人が後を断たないため、異臭はいつまでも残ります。」「医療班にとって早急にやるべきことは治療の優先順位を決定すること、そして重症患者だけでなく年少者も含めて優先的に治療を行うことです。」

1月16日 緊急医療救援チームからの報告:「状況は壊滅的・・・」

世界の医療団外科医療チームは16日(土)から市の総合病院で救援活動を開始。既に現地入りしている他のNGOと連携を取りながら活動している。残念なことに多くの負傷者に切断手術をしなければならず、恐らく400人ほどに切断手術を行なう必要があるだろう。電気はなく、電話も不通のまま、条件は非常に不安定である。夕方には看護師と麻酔医がチームに加わり医療活動は強化、他の面でも強化が進んでいる。救援物資を積んだ貨物便が隣国ドミニカ共和国に到着、翌朝、積荷が運び込まれた。

状況は壊滅的で、援助は行きわたっていない。人々は完全に打ちのめされているが、険悪な空気は感じられず、むしろ人々は忍耐強く海外からの支援を待ち望んでいる。水・食料が不足。今朝は外科チームのメンバーと一緒に総合病院へ行き、外科病棟を使用出来るよう整備、清掃を行った。

新たにポルトプランスに到着した医療チームは、シテソレイユに赴き、1日に約300人の被災者を治療。応急処置や初期の基礎的医療のほか、簡単な手術も行うが、重症を負った被災者は手術病棟へ搬送する。分娩キット、飲料水、高たんぱく食品類は何とか調達したが、未だ多くの物が不足し、特に抗生物質や消毒剤が足りていない状況。

特活「世界の医療団」ホームページはこちら

※医療生協の皆さまへのお願い
今回の被災支援につきまして、募金等の取り組みを開始した生協は、お手数ですが、医療部会までご一報ください。全国の生協にホームページやニュース等を通じて知らせていきます。

<問い合わせ先>
日本生協連医療部会 事務局(担当:北嶋信雅) 電話:03-3497-9177

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